MENU

絵師になりたい!『藍にいな』の様なイラストレーター・アニメーターになる方法

  • URLをコピーしました!

藍にいな(nina)さんをご存じでしょうか?

彼女は、アニメーター・イラストレーター・漫画家など様々な活動をしており、有名な作品ではYOASOBIの「夜に駆ける」やウタ(Ado)の「私は最強」のMVなどを手掛けています。

『2025年の小学生がなりたい職業ランキングトップ5』にランクインするのが『イラストレーター・アニメーター』。

藍にいなさんの様に、絵師を職業にするにはどうしたら良いでしょうか?

アニメーター、イラストレーターになるには、様々な道・方法がありますが、今回は『藍にいな』さんが歩んだ道を参考に紹介したいと思います。

目次

『藍にいな』の幼少期から大学の過ごし方を振り返る。

藍にいなさんはどうやってアニメーター・イラストレーターになったのか?

幼少期の過ごし方や、アニメーターになるきっかけとなった出来事を振り返って見ましょう。

※これから紹介する『藍にいなさんの学歴・経歴』は、雑誌やテレビのインタビューで本人が発言した内容を元に掲載しています。

絵を描くのが大好きだった幼少期。藍にいなが小学生の頃の夢は『漫画家』だった

藍にいなさんは、幼い頃からとにかく絵を描くのが好きで、2歳年上のお姉さんが描く絵を真似して書いていたそうです。

ninaさんが小学校に上がると学校の休み時間も一人で絵を描いていたそう。

友達がいなかったかと言うとそんなことはなく、友達と遊ぶのも大好きで、一人で遊ぶのも好きだったようです。

そんなninaさんの小学生の頃の夢は『漫画家』でした。

小学生時代は集英社の『りぼん』を読み、恋愛ものの少女漫画や、作ったキャラクターを描いていたそうです。

多くの女の子が一度はりぼんを読みますよね!

筆者も小学生の時にりぼんを愛読していました。

藍にいなさんが小学生だった頃の『りぼん』の作品がこちらです。(2004年~2009年)

りぼん連載作品一例(2004~2009年)

『愛してるぜベイべ★★』『満月をさがして』『ウルトラマニアック』『めだかの学校』『ウサハナ』『永田町ストロベリィ』『アニマル横丁』『HIGH SCORE』『ラブわん!』『紳士同盟』『いちごオムレツ』『ファンキー☆ファンシー』『ロッキン★ヘブン』『ももぶた』『チョコミミ』

りぼんは中学生~高校生の学園ラブストーリーもあり、小学校低学年にはまだ早いかな?という印象ががあります。

【りぼんは小学校高学年から】

りぼんは、小学校高学年をターゲットにした漫画で、中学年~高学年までが楽しめる内容の様です。

【ちゃおは小学校低学年から】

小学校低学年なら【ちゃお】がおすすめです。

メインターゲットが小学校低学年~中学生あたりなので、文字が読めるなら小学校1~2年生から楽しめます。

ちなみに、筆者が小学生の頃は90年代。

当時のりぼんの作品には、『ママレード・ボーイ』『天使なんかじゃない』『ときめきトゥナイト』『ちびまる子ちゃん』『ハンサムな彼女』などがありました!懐かしいです。

りぼんは、月に一度発売される漫画です↓

最近では、集英社『りぼん』の公式Xで、様々な作品の作者がイラスト込みのメッセージを投稿しています。↓

ちなみに、上記の『曖昧ブルー・ビースト』作者の酒井まゆさんは現在40代の漫画家です。

酒井まゆさんは、高校3年生のときに『りぼん漫画スクール』に応募し、漫画家としてデビューしています。

藍にいな 中学生で『漫画家』をやめ『美術の道』を目指すようになる

藍にいなさんは『中学生のときに漫画家になる夢が断たれた』そうです。

夢が亡くなった中学時代、母親からのすすめで、それだけ絵が好きなら『美大の道もある』と言われ、美術の道へ進むことを考えるようになります。

この頃から、美術館に通うようになり、予備校にも通い、そこで先生からも『藝大』をすすめられたのだとか。

藝大は倍率が高く、入学が難しい難関大学です。

予備校の先生が藝大を押すほど、ninaさんは絵の実力が高かったのでしょう。

高校生のころ予備校で『デッサン』を習う

藍にいなさんは、小学生の頃は好きなように絵を描いていましたが、高校でデッサンを習い、美術の基礎を学んだようです。

幼いころから絵を習っていたのかと思いきや、美術の基礎を学んだのは意外と大きくなってからなんですね。

多摩美術大学でアニメーションの製作を初めて経験

さて、藍にいなさんは、『多摩美術大学』と『東京藝術大学』の両方に在籍していました。

現役で第一志望の藝大に入れず、多摩美の『グラフィックデザイン科』に入学。

多摩美で初めてアニメーションを学んだそうです。

ちなみに【多摩美に受かるには?】

多摩美術大学の2025年度入試の倍率は4.6倍で、志願者数は7,577名でした。

有名美大に受かるには、予備校通いは必須です。

受験には学科・実技の総合点が必要で、大学や科によって求められる絵が異なるので、受験のプロに導いてもらわないと受かりにくい事が分かります。

筆者には、絵が上手な姉がいて、美大志望で、『多摩美』『藝大』のどちらも受験てましたが、

どちらも受からず、予備校に通いながら一浪して再度受験しても合格せず、最終的に美大を諦め就職していました。

『漫画家』や『クリエイター』としての成功が難しいのはもちろん、『有名美大』ですら狭き門なのです。

大学入学が難しければ、専門学校で学ぶという選択肢もあります。

予備校へ通い、先生にアドバイスをもらうのが賢明です。

藝大学時代にSNSを使ってクリエイターとして活躍し始める

藍にいなさんは、多摩美でグラフィックを学びます。

かなり専門的な内容に違和感を覚え始めた、ちょうど2年生の頃。

『藝大』の『デザイン科』の入試内容が変わった事を知り、『今なら受かるかも』と受験し見事合格したそうです。

ちなみに【藝大に受かるには?】

東京藝術大学の2025年度の受験の倍率は、12.8倍でした。

倍率高すぎてやばいですね!

入試内容が変わったとはいえ、受かったninaさんの実力が凄い事が分かりますね・・!

さて、藍にいなさんは2016年の学生時代、藝大生のころにイラストや漫画をSNS(主にTwitter)で発表していました。

イラストは反応が薄かったので、マンガを投稿してみたら反響が出始めたそうです。

実際にninaさんが学生時代に投稿していた漫画がこちらです。↓

では、藍にいなさんのアニメーションの作り方を見てみましょう。

藍にいなさんはMacでアニメーションを作り、SNSで作品を発表

東京芸大では、藍にいなさんも周りの学生もMacを使っていたそうです。

藍にいなさんが学生時代に投稿していた『#セキララマンガ』が話題を呼び、2018年に書籍になりました。

【藍にいな】書籍セキララマンガのメイキング動画↓

スラスラと絵が完成していく様子が分かります!

藍にいなさんが『絵を描く』を仕事にする為にした事は、SNSでの拡散だけではありません。

一体何をしたのでしょうか?

詳しく見て行きましょう。

大学4年で『夜に駆ける』のMVが人気に。きっかけは『児玉監督』と出会い。その後、クリエイターとしての活躍の場が広がる

大学4年生の頃、藝大に特別講師として児玉監督が訪れ、ninaさんは自作の15秒のアニメーションを見せ、『何かしらお手伝いができることがあればさせてください』と伝えたそうです。

その後実際に監督から連絡があり、椎名林檎さんのライブ演出に携わる事ができたそうです。

それを見た女性アイドルグループ『Maison book girl』のスタッフがninaさんにMV制作を依頼。

そのMVを公開した翌日にまだ無名だった『YOASOBI』のスタッフからMVのアニメーション作成の依頼があったそうです。

ninaさんが夢を叶えられたのは、努力し続け、自身の才能を世に見つけてもらうために自らアクションを起こし続けたからです。

藍にいな アニメーションは『MacBookPro』で制作している

ninaさんは大学時代からずっとMacでアニメーションを制作していて、現在は以下のように作画しているそうです。

【藍にいなのアニメーションの作り方】

Macに液晶タブレットをつなげ、『CLIP STUDIO PAINT』で作画する。

『Adobe After Effects』に落とし込み映像につなげる。

引用元:gendai.media

ninaさんのような有名なクリエイターになるには、絵が上手いだけでもだめだし、パソコンが使えるだけでもだめ。

画を描く才能と、パソコンスキル、知名度を上げる、良い環境で学ぶetc・・・。

こんな、いくつもの要因が合わさって夢がかなっています。

漫画家・アニメーター・写真家などクリエーターにも色々ありますが、職業として成り立たせるための勉強の仕方や、才能が埋もれないようにninaさんの様にアクションを起こし続ける事が大事など、色々と学ぶことができました。

今後も、ninaさんの活躍が楽しみです。

※この記事で紹介した内容は藍にいなさんが実際に『藝大人たち』『news.j-wave』『gendai.media』のインタビューで答えた内容を元にに掲載しています。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
目次